2019-134
ゲット・アウト
2017年にシャンテで公開された映画。
さすがシャンテセレクト!なんともしびれる映画だ!
黒人のクリスは白人の彼女と付き合って4か月、「両親に紹介する」と言われて彼女の実家を訪ねることになる。ちなみにお父さんは神経外科医でお母さんはセラピストかなんか。
さて、湖畔の豪邸に招かれたクリス。自身が黒人であることを少し心配していたのだが、お父さんはオバマを支持していたらしいし、家族に偏見はないとの彼女の言葉を信じて訪れた彼女の家の使用人が二人とも黒人、しかもなんか雰囲気が妙だ。
夜中に寝付くことができず、ウロついてたらお母さんに遭遇。話していた「禁煙できる催眠術」とやらをいつのまにかかけられてて、翌朝目が覚めたらタバコが気持ち悪くなっていた。
翌日、なんか親戚が集まるとかで居心地の悪いクリスは、親せきの中に黒人を見つけて声をかけるが、これまた反応が妙。
どうもおかしいので逃げようと彼女に話して、彼女も同意して逃げる準備を・・・
したにもかかわらず、車のカギが見つからない。
クリスは集まった家族に囲まれて・・・また催眠術をかけられて捕らわれの身に。
さて、地下の部屋で拘束された状態で目覚めたクリス。
その場に置かれたモニターに映った男の説明によると、お父さんの手術で脳の一部を移植することで寿命を迎える人の意識をそっくり移植してしまう・・・
つまり使用人の男は実はおじいちゃんで、女の方が実はおばあちゃんだったということなんだけど、黒人を選ぶのは肉体が強いからだとか。
さて、絶体絶命のピンチにクリスは・・・・
なんと括り付けられていたソファーの綿を耳に詰めて、催眠術にかかることを逃れて手術直前に脱出。
追いかけてきたおじいちゃんや彼女もやっつけてめでたしめでたし・・・
細かいディティールは飛ばしているけど、何とも緻密にできたスリリングな映画だ。
途中まではニコラス・ケイジのウィッカーマンを思い出すような内容だったけどね。
改めてこうやって文字にしてみると、なんか「え?それだけ?」って思っちゃうんだけど、実際映画の中での緊張感はやっぱ映画から出ないと伝わらないんだなということを実感する。
面白いよ、見るといい!
トレーラー
https://www.youtube.com/watch?v=Yi9LsYs-N0g
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