2020年1月6日月曜日

さよなら、僕のマンハッタン

さよなら、僕のマンハッタン
2020-005
さよなら、僕のマンハッタン
https://longride.jp/olb-movie/

2018年に見なかったやつ。

トーマスはニューヨークで暮らす若者、作家志望っぽい。
出版社を経営している父親に見せたら「無難すぎる」とか何とかいわれて、諦めかけている。

バンドマンと別れずに付き合い続けるミミって女の子と一度寝ただけで夢中になってしまうんだけど、彼女は彼と別れる気はないらしい。

悩ましい恋の思いを見破ったのは、新しく同じアパートに引っ越してきた隣人。

「君の悩みを解決しよう」と話しかけてきた彼にミミとのことを打ち明ける。

ある日、ミミとデートしていたら同じ店で父親が母とは別の女性といちゃついているところを見かけてしまう。トーマスの母親は鬱で、おおかた母親に愛想をつかして不倫を楽しんでいるんだろうと見込んだトーマスは、父親の会社から出てきた彼女を尾行して素性を確かめる。

トーマスはそのことも例の隣人の話すんだが、隣人は「お前本当はそいつと寝たいんだろ?」と指摘されて、本心ではそう思っていることを告白する。

まぁなんだかんだあって、なんとトーマスは彼女とやってしまうんだな、父親の愛人と!

そんなことを隣人に報告しようと思って訪ねたら留守だった、どころかそこに書きかけの原稿があって、彼の名前を知る。彼の名前はジェラルド、何冊か本を出している作家で素性はあまり知られていない。原稿のタイトルは「ニューヨークの少年」。

そっからまた四の五のあって、父親が愛人にプロポーズしたって話しを聞いて激高したトーマスは、父親のところに行って洗いざらいぶちまける。

悲しんだ愛人の彼女はお父さんは本当にあなたのことを愛してるのよ、と見せられたのは部屋に飾ってあったトーマスがテニス大会で活躍した時の新聞の切り抜き。
何と観客席に例の作家ジェラルドが写っているではないか!

大方の事情を察したトーマスはジェラルドを訪ねていくんだけど、もぬけの殻で部屋にあった灰皿から居場所のヒントを得て「ナントカ」って名前のバーに行ったら案の定そこにいた。

ジェラルドはトーマスに書きあがったに新作の内容を話して聞かせる。

ある夫婦が結婚したんだけど、旦那にタネがないことが分かった。
困った夫婦は旦那の親友に種付けを頼むんだけど、その秘密を隠し続けてた奥さんは鬱になっちゃったってわけ。
種付けをした親友はどうしたかというと、遠くから本当の自分の息子を見守って、自分から名乗り出ることができなかった・・・

とこういう話を聞かせた。つまりジェラルドはトーマスの本当のお父さんだった・・・というオチ。

ここまでもいろいろと伏線あるんだけど、まぁ何ともしびれる話だ。

ミミも不倫関係も大事なストーリーにはあんまり関係がないんだけど、まぁそれはそれとして大筋ではとても素敵な話ではあったよ。


トレーラー
https://www.youtube.com/watch?v=tzfyfhQhI-I

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