2016年12月30日金曜日

#118 サンバ

2014年に見なかった映画。
渋谷のTSUTAYAではずっと「準新作」扱いで、100円レンタルできずに見れなかったのがGEOで50円だった。
多分シャンテとかでやってたから「見るリスト」に入ってたんだと思うんだけど、ネット上ではあんまりいい評価ないみたいだね。
「最強の二人と比べると・・・」ってーのが一番多いけど、なんか的外れな気がする。
誰も「JAWS」と「E.T」比べたりしないじゃん?
内容は、トレーラーの通り、移民のサンバと薬物依存のアリスが相談所で知り合って、惹かれあって、どーしたこーした。
これはコレだと思う、悪くないと思うし、結末も「そりゃないんじゃないの?」って評価が多いけど、オレ的にはまぁまぁだ。
「いったん死んだと思わせて・・・」
「あぁなるほど」( ̄▽ ̄)的なところも予定調和的だがそれはそれでいい。
脇役の謎のブラジル人もいい「添え物」だし、テンポもよくていいと思う。

2016年12月28日水曜日

#117 ハーモニー 心をつなぐ歌

#117
ハーモニー 心をつなぐ歌
http://www.harmony-movie.com/

2011年に見なかった映画。
見なかったどころか、渋谷のTSUTAYAにもDVDがなくって、こっちにきてGEOの宅配でやっと見れた。

お腹の子供を守るために夫を殺して服役した女囚Aが刑務所内で合唱団を作って、みんなが幸せになりましたとさ!

ってお話し。

ある時、慰問にきた合唱団に感化されて、「自分も合唱団やりたい」とかいいだして、周りを巻き込んで合唱団を始める女囚A.。

彼女は刑務所内で出産した男の子を、1歳になったときに養子に出すんだけど、4年たって合唱団が成功して、マスコミで話題になって、年末のクリスマスコンサートに招待されて、息子に再会する・・・もちろん息子に母親の記憶はなくって「合唱団のおばさん」的な位置づけなんだけれども、こっち(観客)側から見たら「感動の再会」っておはなし。

フライヤーの一番下に写ってるおばあさん。音大の先生だかで、指揮者を引き受けるんだけど死刑囚でね、最後、執行されることになって、見送るみんながそれぞれの房で歌って見送るんだけど、まぁ言ってみればこれが感動のフィナーレ的な部分で・・・

合唱団のそれぞれが、それぞれの事情で収監されてるんだけど、囚人とはいえ「それぞれ事情があったんだなぁ」ってことで、必ずしも全員が悪人ではなく、なんか結果的に「みんないい人」的な印象の結末でした。

まぁさすが韓国映画、あなどれないね。

まぁまぁよかった。

トレーラー
https://www.youtube.com/watch?v=p6mbdeh3gJY

#116 アゲイン 28年目の甲子園


#116
アゲイン 28年目の甲子園
http://www.again-movie.jp/

2015年に見なかった映画、amazonプライムで発見。

冒頭から東映のロゴで、少々期待が薄れる。

映画の仕事してた時に、某大手の映画会社の方が「東映なんて早く映画やめた方がいいのに」って話してたのを聞いたことがあってね、曰く「東映はアニメの稼ぎの分、映画で損してる、映画やめればいい会社(利益を出すという点で)になるのに」といったものだった。

確かに「東映クオリティ」というのはある。

冒頭で東映のロゴが出ると大概がっかりするが、見終わってもがっかりしてることも少なくない。

それに加えて「原作:重松清」だ!

実は重松何某の本は読んだことはない。

大昔にテレビのドキュメンタリーかなんかで出てるのを見たときに、なんか「虫が好かないな」と思っただけ、だから「100%先入観」だ。

ということで、冒頭からダブルの失望感で見始めた。

話しの流れは、トレーラーで大体掴めるし、そのまま。

仲間の不祥事で甲子園を諦めた大人たちが、「マスターズ甲子園」というイベントで地方大会を勝ち上がって甲子園に出場する、同時に不祥事の真相が明らかになって・・・

中井貴一も不祥事を起こした仲間も娘との間にひと悶着あってどーしたこーした・・・

映画としてはどーってことはないが、やはり娘を持つ父親としては、グッとくるものがある。

しかし、正直その程度。

「よくありそうな話」だし、何といっても撮影の手ぶれがひどくてイライラする。

舞台は川越(=埼玉)なはずなのに、たまにビーチのシーンが出てくる。

合宿かなんかに行ってて、原作にはあるのかもしれないが、あまりにも唐突で不自然だ。

おまけに、登場人物の主要3人のうち3人ともが「一人娘もち」、あまりに狙いすぎだ。

中井さん、柳葉さんには申し訳ないが、「やっぱ東映クオリティ」の残念な映画でした。

トレーラー
https://www.youtube.com/watch?v=aoGo0vZ-u2E

2016年12月27日火曜日

#115 ガンズ&ゴールド

#115
ガンズ&ゴールド
http://guns-gold.jp/

2014年に見れなかった映画、amazonプライムで発見。

刑務所で知り合ったJR(若いの)とブレンダン(ユアン)が金塊強奪計画を・・・

「ユアン・マクレガー、オッサンになったなぁ~」というのが第一の感想。

1週間くらい前にエピソード1見てるんでね、猶更(^^;)

話しは、半年の刑(何の罪かは不明)で刑務所に入ったJRがレイプされそうになったのを助けた代わりに、脱獄の手引きをさせてどーのこーの・・・・

シャバにいたユアンの昔の仲間と組んで金の強奪やって、裏切られて、取引現場を襲撃して、奪い返して・・・

言ってみれば「まぁよくある」という映画。

最後、結局JRとユアンは仲たがいして、ユアンは刑務所に、JRはシャバで彼女と仲良く幸せになりましたとさ!

一応JRからは、「奪い返した金塊(あんたの分け前)の場所はここだよ」的な手紙を刑務所に送ってよこすんだけど、果たして生きているウチに出られるのだろうか・・・

つかJRも手配されてたんじゃなかったの?

ってなんか消化しきれない感じのオチでした。

車が左側通行だったり、右ハンドルだったりで「あれ?」って思ったんだけど、舞台がオーストラリアなのね?

でもってオーストラリアは日本と同じで左側通行で右ハンドルなのか・・・ということが分かった映画でした。

トレーラー
https://www.youtube.com/watch?v=MjV9x-su5cA

2016年12月26日月曜日

#114 この世界の片隅に



#114
この世界の片隅に
http://konosekai.jp/
特に興味もなかったけど、1月まで新作の公開がないのと、折角の休みでこのあとは明後日の定休日が明けたら1月の中旬まで休みがなくてこの映画の公開が終わってしまうので・・・・この映画に関係している人には申し訳ないが「選択肢がないので仕方なく」・・・といったところで見た。
正直、「戦争悲惨でした」という映画はあんまり好みじゃない。
「火垂るの墓」とかなんとも言えない嫌な気持ちになる。
これもきっとそうだろうと・・・まぁ邪推なんだけど、「悲しいでしょ?ほろほら、ここで泣いて!」って演出も好きじゃない。
しかし、決まり切ってその演出に泣かされてしまうのも悔しい。
が!
全然、そんなんじゃなかった(^^;)
話し自体はHP見ればわかるので割愛。
声優の「のん」って、能年玲奈なのね?
まぁなんか「のほほん」としたキャラクターには合ってるかも。
背景は第二次大戦中の広島~呉で、まぁ「軍艦がどーした」って話しがアチコチに入りつつ、18で嫁に行った「すず」が健気に嫁として奮闘する云々・・・原爆落ちて、戦争終わって、「結局何だったんだ!」って・・・
最初から最後まで不思議だったのは、「何で、どこで旦那さんになる人がすずを見初めたのか?」ってところ。
冒頭で「すず」が落書きしながら妹に作り話を聞かせるシーンがあるんだけど、そこに登場した「少年」がそうやらそれっぽい。
中身が作り話だったはずなのに・・・・
まぁそこらへんはファンタジーなんだろうな。
思いのほか湿っぽくなくて、のほほんとしたいい映画でした。
これから見る人・・・いないと思うけど、エンドロール終わるまで見るようにね。
ところでエンドロールで懐かしい名前を発見した・・・「MAD HOUSE」( ̄▽ ̄)