2019-47
LION/ライオン ~25年目のただいま~
2017年に見なかったやつ。
あぁ~、中々すごい話しだな。実話だってさ。
感動する部分までネタバレするから気を付けて。
5歳のサルーはインドのどっかの貧しい田舎の村の子。
お母さんは女手一つで採石場かなんかで働いてて、3人の子供を育てている。
サルーはお兄ちゃんと、列車で運ばれていく石炭を盗んだりして小遣い稼ぎ。
ある時、お兄ちゃんの仕事にどうしてもついていくって聞かないサルーを連れていったら、「眠い」とか言って聞かないので「ここで待ってろ」って置き去りにしたらはぐれちゃった。
お兄ちゃんを探しつかれて、そこらへんに止めてある列車の中で寝てたら、目覚めたら動いてて降りように降りられない。
やっと降りれたのは、1600キロ先のカルカッタ。
「ガネストレイ、ガネストレイ」と繰り返すんだけど、ベンガル語が分からずそのまま路頭に迷う。
しのごのあって、警察に保護されて新聞で親を探すんだけど、もちろん貧しい村で新聞なんてとているわけもなく孤児に。
ある時、養子になることが決まってオーストラリアへ行って、ニコール夫妻の養子になって200数年。
大学の仲間と冗談交じりに「Google Earthで探してみたら」って言葉を真に受けて探すこと数年。
記憶を頼りに自分の村・・・・「ガネストレイ」ではなく「ガネッシュ・タライ」だったことがわかる。
なかなか打ち明けられずにいたサルーはニコールに打ち明けると「ぜひ行ってらっしゃい」ということで・・・・
しのごのあって、感動の再会。
「お兄ちゃんは?」と聞くものの、地元の通訳っぽい爺さんが訳すには「神様のところへ行った」とか・・・。
で、その後、ニコールのモデルになってる女性、「スー」だっけな?
スーとサルーと実のお母さんの本当の面会シーンがあるので、これがまた感動モノ。
さて、幼いサルーは街の名前だけじゃなくって自分の名前も間違えていたというオチ。
本当の発音は「シェルゥ」
ヒンドゥー語で「ライオン」という意味だそうだ。
本当は「しのごの」の部分に、彼女や同じように養子になった弟との葛藤とかいろいろあるんだけど、そこらへんも含めてとてもいい映画だよ。
トレーラー
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