2019-57
マフィアは夏にしか殺らない
2017年に見なかったやつ。
へぇ~、おもしろいな。
面白がっちゃいけないんだけど、1980年代にイタリアのパレルモに実在したマフィアと実際に殉職したマフィアと対立した議員とか判事の歴史を振り返りつつ、主役の少年の恋物語と絡めて展開する不思議な映画。
シチリア島のパレルモに住むアルトゥーロは転校生のフローラに一目ぼれ。どうやって気持ちを告白しようかと父親に相談しようとしたところ「テレビを見てるから後にしろ、それよりお前もテレビを見ろ」と言われて見た番組が時の首相のインタビュー番組。
どういうことかインタビュアーは首相のプロポーズに関して質問し、その答えにアルトゥーロは感銘し首相のファンになる。
しかしフローラになかなか気持ちを打ち明けられないまま、マフィアの抗争が激化してきたことからフローラ一家はスイスへ引っ越してしまう。
さて、大人になったアルトゥーロは地元のテレビ局に就職、番組でピアノを弾いていたところにゲストの議員の秘書になったフローラと再会。
フローラの手引きで議員のインタビューをさせてもらったりするんだけど、フローラが書いた議員の演説の原稿に意見を求められたことが原因でフローラを怒らせてしまう。
とかとかしていたら、フローラの上司の議員が暗殺されたりとかして、街は反マフィアの声を上げ始め、アルトゥーロとフローラはまた距離を近づけ、長い恋を実らせる。
とまぁこんな話。
実際に暗殺された警官や議員の話だと分かったのは後からのことなんだけど、そういう意味では非常に興味深い作りの映画だ。
トレーラー(日本語版見当たらず)
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