2019-56
マンチェスター・バイ・ザ・シー
2017年に見なかったやつ。
ふぅむ・・・なかなかに重たい映画だな。
ケイシーはボストンだかどっかで便利屋さんをやってる、配管なおしたりとか。
ある日お兄さんの訃報を受けて故郷のマンチェスターへ帰るんだけど、お兄さんの葬式の手配したりしているうちに、別れた奥さんから連絡あったりとかして過去のことがいろいろ掘り起こされる。
ケイシーはその昔、奥さんと3人の子供と暮していたんだけど、ある日酔って近所のコンビニにビールを買いに出かけて帰ってきたら、家が猛火に。
どうやら暖炉のスクリーンをかけ忘れて、飛び出した薪が出火の原因だとかで3人の子供を失った奥さんは半狂乱、結果別れることに。
お兄さんは数年前からナントカ性心不全とかで、もう長くは生きられないことがわかってたので一人息子で高校生のパトリックのことも含めてケイシーに遺言がしてあった。
さて、「後見人」とか言われてもどうしようもないケイシー、困り果てて「どーせーっちゅーねん!」ってことで、パトリックは「どうせ便利屋なんだからこっち(マンチェスター)で仕事すればいいじゃん!」とか言うモノの、いろいろトラウマがあるケイシーにしてみたら、できれば嫌な思い出のあるそんな街に長居はしたくないのが本音で・・・
とかいろいろあるんだけど、結果的にまぁいろいろ八方丸く収まりましたとさ・・・
という話しなんだけどね、ケイシーの葛藤とか、パトリックとか別れた奥さんとかとの確執的なこととかが映画の本質的なテーマになってて非常に重たい。
よくできたいい映画には違いないのだが、兄弟、親子、夫婦、なんかその「カタワレ」を失うということが、あまりにもヘヴィーすぎてねぇ・・
トレーラー
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