麻雀放浪記2020
2020-298麻雀放浪記2020
2019年に見なかったやつ、GEOの宅配で。
東映のロゴが出た途端「嫌な予感」はしたんだけど、やっぱな・・・・
なんかもっとちゃんとできないのかなぁ?
「構想10年」とか正直呆れる、10年あったらもっとちゃんと勉強しとけよ!
知らない人のために一応解説しておくと、戦後間もないころに「坊や哲」こと阿佐田哲也が、ばくち打ちたちと生きるか死ぬかの勝負(麻雀、チンチロリン、ほかばくち全般)をして生きていた・・・とかって話しなんだよね。まぁ詳しくは省く。
で、その「坊や哲」が現代にタイムスリップしてきてなんだかんだあって無事過去に戻りました・・・って話しなんだけどさ、微妙に世界観を出そうとしているのが見当違いで腹立たしい。
哲とオックスのママとの関係はまあいいとして、オックスでドサ健、出目徳、女衒の達と麻雀をすることはオックスの設定上絶対にない話しだ、オックスはママが乗客をカモにするところなので、このメンツはあり得ない。
タイムスリップした先にクソ丸とドテ子がいるのもいいけど、ドテ子のキャラはそんな弱い女ではない。
劇中で哲が九蓮宝燈を聴牌するんだけど、九蓮宝燈テンパってリーチかける奴なんかいない。
余りにもバカバカしいので見るのやめようかと思ったんだけど、色川先生に敬意を表して一応3倍速で見た。
けど、やっぱ消化不良に拍車をかけただけだった。
繰り返すが、10年あったんだったらもっと阿佐田哲也の本をしっかり読んで世界観を勉強するべきだし、麻雀知らないならネットでゲームやったくらいのレベルでこういう映画を作らないでほしい。
予想を上回る残念さである。
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