パパが遺した物語
2018-9
パパが遺した物語
2015年に見なかったやつ。
タイトルから「パパ死んじゃう」というのは推し量られるが、まぁ大概のケースでパパは先に死んじゃうものだから、あえて突っ込むところではない気がするんだが、なんかタイトルのつけ方がアザトイかんじがしていやなんだよね「●●が××な物語」って。
交通事故で妻(母親)を亡くした父娘、父親は小説家なんだけど、妻を亡くした後遺症で鬱の気配があるとかで、病院に入院、その間義姉夫婦に娘を預かってもらうんだけど、入院している間に情が移ってしまって、「彼女を養女に」とか言い出す。
父ラッセルは拒むんだけど、経済的に豊かな義姉夫婦と本が売れなくて破綻寸前の父・・・、最後は訴訟に発展するんだけど、義姉夫婦の問題から提訴は取り下げ、無事に養育権(?)を取り戻すんだけど、「Fathers & Daughters」(この映画の原題)を書きあげた後、発作で倒れて死んでしまうんだね。
一方、並行して25年後(だっけな?)、いや、そんなはずはないな、心理学を学んでるとか言ってたから、25年後だったら30超えちゃうじゃん…
と思って調べたら、やっぱ25年後だった。
で、25年後、見事なヤリマン娘に育ったアマンダは、だれかれ構わず寝てしまう女だったんだけど、「お父さんの小説のファンだ」って彼と出会って恋をして、言ってみれば「真実の愛に目覚める」的なことなんだけど、些細なきっかけで「セックス依存」がぶり返して、ほかの男と寝てしまってばれるんだね。
なんだかんだで、この二人は最後にはよりを戻すことになる。
ということで、ラッセルが生きている時代と、大人のアマンダ時代との話が並行して展開していくんだけど、何が言いたいかというと「父と娘の絆がどうのこうの」ってことだな。
やっぱアレだな、池波先生みたいにうまく説明できないな(><)
「その小説」の内容がよくわからんのだが、たぶん幼少のアマンダを育てる父ラッセルの子育て奮闘記・・・
ではないと思うが(--;)
娘を持つ父親として思いが共通するのは、やはり「娘は特別な存在である」ということだな。
これは母性とは全く違うのだと思うのだけれど、同じ血のつながりがある関係としては、やはり親なんかよりも(「なんか」とつけるのもアレだが)、娘に対する想いが断然強い気がするな。
ラッセルも、娘を残して死んでいくのが心残りだっただろうなぁ。
なんて思いながらしみじみと見た映画でした。
たぶん「よしあし」はそれぞれだと思うし、娘がいないとわからない、娘でないとわからない、という部分もあると思うので、俺の感想はあてにならないと思う。
なんかとりとめのない感想になってしまったな、申し訳ない。
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