2018年8月17日金曜日

ペレ 伝説の誕生

ペレ 伝説の誕生
2018-208
ペレ 伝説の誕生

2016年に見なかったやつ。

あぁ~、非常によくできてるな。

変な言い方だが、「まるで映画みたい」にできてる。

我々世代では、知らない人がいないだろうサッカーの英雄「ペレ」の話し。

少年ペレと、ブラジルのスラムの少年たちは「サントスFC」というサッカーチームのスカウトが見に来るというサッカー大会に出場するんだが、みんな貧乏で裸足。

裸足軍団は見事に勝ち抜いて決勝に進出するんだけど、決勝に勝とうと仲間の一人がピーナッツの袋をかっさらって街中で売ってカネをつくって、人数分のスパイクを調達。

裸足軍団はスパイクを履いて決勝に挑むんだが、スパイクのせいか調子が出ないので、九班スパイクを脱いで闘ったら善戦。

惜しくも敗れるんだけど、試合終了後、ピーナッツを盗んだ相手から追いかけられて逃げた際に土砂崩れで仲間の一人を死なせてしまう。

すっかりサッカーを諦めて父親の仕事を手伝うんだけど、この時に父親が仕事場の裏に生えてるマンゴーの実で「ジンガ」を教えるんだな。

「ジンガ」っつーのはカポエラから派生した足技でブラジルのサッカーはこれが源流となってるんだね。

参考までに「カポエラ」ってーのは、足だけ使った格闘技で、これは手の自由を拘束された奴隷が考案した格闘技なのね。

で数年後、そのジンガを仕込まれてるペレを陰でこっそり見ていたお母さんは、その当時わたされたサントスFCのスカウトの名刺に連絡して、ペレはサントスの練習生として入ることになる。

サントスでは1950年の惜敗からヨーロッパスタイルのサッカーを目指して練習していて、ペレはジンガを封印させられる。

ある試合で、ジンガを持ち出したペレに監督は激怒して「二度とやるな」とくぎを刺す。

さて、1958年のワールドカップで決勝大会に進んだブラジル代表は、そのヨーロッパスタイルで勝ち進んでいくんだけど決勝に向かていくにつれて負傷者が続出。

準決勝、チームメイトから「君のジンガなら勝てる」と言われるんだけどペレはジンガを封印したまま。

後半、ジンガの封印を破ってなんとか勝つんだけど「僕一人では無理だ」的な話で、決勝の朝、ホテルで朝食をとってるチームメイトに「灯台までリフティングしよう」と誘う。

最初はノリの悪かったチームメイトも、続々と加わって・・・それを見ていた監督が決勝の直前に「私が間違っていた、君たちのサッカーこそ我々のサッカーだ」みたいなことを話してジンガ全面解禁。

そいうことで、見事決勝戦に勝利してハッピーエンド・・・

とまぁこういう話し。

実話なんだろうけど、映画らしくていい。

途中「あれ?」って思ったけど、ホンモノのペレが出てた。

面白かったよ。

トレーラー
https://www.youtube.com/watch?v=owE6HuYyRiY

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