手紙は憶えている
2018-219
手紙は憶えている
2016年に見なかったやつ。
あぁ~、面白いな。
やっぱシャンテではこういう映画選ぶんだよな、こういう時に都会が羨ましいなと思うよ。
でも2年遅れで、離島で50円で見れるんだけど・・・・
ゼブは認知症のおじいさん、目が覚めるたびに「ルース?」って奥さんを呼ぶんだけど、奥さんは何日か前に亡くなってしまった。
葬式の日、施設の入居者仲間のマックスが「この手紙を読め」って渡されるんだけど、その手紙には「アウシュビッツで我々の家族を殺したルディ・コランダーを探して仇を討て」と書いてある。
さて、翌日、家族に黙ってルディ・コランダーを探す旅に出るんだけど、ルディ・コランダーというのは偽名で、当時ドイツからアメリカに入国する際に収容所で死んだ捕虜の名前を語って入国した男が4人いる。
同姓同名のルディコランダーを探して・・・一人目、別人。
二人目・・・別人。
いちいち手紙を見ないと、都度都度記憶がリセットされて「ルース?」ってまた探して今うんだけど、手首に「手紙を読め」って書いてあるので、イチイチ手紙を読んでは記憶を取り戻しルディコランダーを探して・・・
どうやらルディコランダーの本当の名前は「オットー・ヴァリッシュ」らしい。
さて、3人目・・・これまた違う。
最後の4人目、こいつに間違いないと訪ねていく。
訪ねていくと、娘らしいおばさんがでてきて「爺さんならまだ眠っている」とのことで待たせてもらうことに。
階段から降りてきてゼブの背後から声をかけるルディさん。
「顔は憶えてなくても、その声は忘れもしないぞ」ということで、見事探し当てる。
「話がある」というゼブにルディは「家族には聞かれたくないので外に出よう」とバルコニーで話をするんだけど・・・・
ゼブ「とうとうみつけたぞ、オットーヴァリッシュ、観念しろ!」
ルディ「ちょまて、お前何を言ってるんだ」
ゼブ「うるさい!家族の前で白状しろ、さもないと孫を撃つぞ」
ルディ「私の名前は・・・しのごの・・・」
ゼブ「うそだ!お前の名前はオットー・ヴァリッシュだろ!」
ルディ「何を言ってるんだ?」
ゼブ「お前の本当の名前はオットーヴァリッシュ、アウシュビッツで私の家族を殺しただろ」
ルディ「何を言ってるんだ?オットーヴァリッシュはお前の名前だろ・・・」
ゼブ「は?」
ルディ「お前も私と一緒にアウシュビッツで・・・お前の手に彫られている捕虜番号、998ナントカ14だろ?私は998ナントカ13・・・互いの身分を隠すために一緒に彫ったんじゃないか・・・」
ゼブ「嘘いうな!バキューン」
一同「きゃー!」
で、ここでゼブは全部思い出したのか手持ちの銃で自殺してオシマイ。
で、実はこの二人はアウシュビッツの看守で手紙を渡した、施設の仲間のマックスって爺さんが自分の家族をこの二人に殺された復讐だった・・・というオチ。
ミステリとかではありがちなオチではあるんだけど、「ボケ」というのをうまく使ってるよな、手紙も。
「へぇ~」って唸らせられた映画でした、面白かったよ。
トレーラー
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