ニュースの真相
2018-188
ニュースの真相
http://truth-movie.jp/2016年に見なかったやつ。
2004年のブッシュ再選に絡んだ、「兵役逃れ疑惑」をCBSがスクープした裏で動いていた人たちの話。
かいつまんで話すと、ブッシュ息子が空軍にコネで入ってパイロットになって、訓練を一切受けずに派兵を逃れた・・・という事実をつかんで、それを報道したんだが、証拠の一部に「ニセモノ疑惑」が持ち上がって、それを証明できなかったため関係者全員処分された・・・という話し。
個人的な見解を別にすれば、話の展開はとてもスリリングで、当時の関係者の証言や現場の熱とか、よくできている映画だと思う。
が、なんかこういう「スキャンダルを暴く」的な仕事をする人たちをどうしても好きになれない。
日本のマスコミも「視聴者の知る権利が・・・」とか振りかざすけど、果たしてそれが誰かを傷つけることになったとしても必要なのか?
誰の財産にも命にもかかわらなくて、それを隠したい人がいるのならそっとしておいてやればいいじゃないかと思ってしまう。
「仕事に命を懸ける」的なスタンスも疑問だ。
そもそも生きるために仕事をしているはずなのに、仕事に熱中しプライベートをおろそかにした挙句「生きにくくなる」という結末を招くって本末転倒ではないだろうか?
なので、こういう連中の仕事熱みたいなものには共感できないのが本音のところだ。
非常に醒めた見方だが、見ていて「バカだなぁ・・」とさえ感じる。
そして、その関係者を処分したことで正義を主張するというテレビ局もくだらない存在である。
トレーラー
https://www.youtube.com/watch?v=C4L9IhmE4IM
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