歌声に乗った少年
2018-210
歌声に乗った少年
2016年に見なかったやつ。
んー、なんか非常に惜しい気がするのは俺だけかなぁ?
パレスチナ、ガザ地区に住んでる少年ムハンマドナントカさんの実話に基づいた話。
ムハンマドは美声の持ち主で、夢をかなえるためにお金をため、楽器をそろえ、フライヤーの通りバンドを組んで結婚式とかで歌ってお金を稼いでた。
ちなみにギター弾いてるのはお姉ちゃん。
ある時、演奏中にお姉ちゃんが倒れて病院に運ばれ検査したら腎不全だという。
腎臓の移植に1万5000ドル必要なんだけど、貧困生活のムハンマド家にはその用意をすることができず、お姉ちゃんは死んでしまう。
さて、数年後、タクシーの運転手をしながら生活をしていたムハンマドにエジプトのオーディション番組に出ないかと話が持ち上がる。
ガザからエジプトへ出るのは困難で、偽造ビザで出国して番組に出演するんだな。
で、「勝ち抜いて優勝、見事スターになりましたとさ」という話しなんだけど・・・
実際、ムハンマドさんはヨーロッパツアーするとかできるくらいのスターになったらしく(←知らない)、番組に出て優勝した甲斐もあり、パレスチナでも「英雄扱い」みたいで、実際凄いことになってるらしい・・・
んだが!
映画の中でね、オーディション番組勝ち抜いてって、6週目・・・7週目・・・決勝戦・・・
と勝ち進んでいって、決勝の直前にパニックで発作おこして病院に担ぎ込まれるんだよね。
まぁそれも乗り越えて、いざ決勝・・・歌いました・・・・さて・・・結果発表!
果たして優勝者は・・・ドロロロロロ(ドラムロール)
と、ここで映像が役者から本物のムハンマドさんの当時のテレビ映像に切り替わるんだよね。
事実、それが本物の映像でリアルだったとしてもだな、見ている方は役者の方に感情移入し散るわけで、そこで知らない誰かが出てきて
ゆうしょおで~す!
と言われてもピンとこないわけだよ(´・ω・`)
普通に映画として演出して、最後にエンドロールの片隅でそれを見せるとかした方がよかったんじゃないのかなぁと思うんだけどな。
ネット上ではおおむね評判いいみたいなので、たぶん俺だけが天邪鬼なんじゃないかと思う。
ということで、最後の最後でなんか残念な感じがした映画でした。
トレーラー
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