2018年2月13日火曜日

パリ3区の遺産相続人

パリ3区の遺産相続人

2018-41
パリ3区の遺産相続人

2015年に見なかったやつ。

うーん、説明が難しいぞ・・・

父親を亡くしたマティアスはパリのアパートを相続するために、ニューヨーク(だったと思う)の家を整理してパリに行くんだね。

んで、そのアパートをうっぱらって人生やり直そうと思ったら婆さんが住んでた。

しかも、フランスの伝統的な不動産売却なのか賃借なのかわからんが「ヴィアジェ」って制度で、売主が死ぬまで家賃を払い続けないとならない。

何とかカネにしようともくろむマティアスなんだけど、婆さん以外に娘(と言っても50とか)も住んでたことが発覚。

婆さんと娘は売却を阻止しようとするものの、マティアスは不動産屋と交渉。

そんなこんなしているうちに、その婆さんがアパートを残したお父さんの不倫相手だったことがわかる。

マティアスの母親はそのことを苦しんで、何度も自殺未遂を起こして最後にはマティアスの前で短銃で自殺していた。

一方、婆さんの旦那さんも奥さんの不倫は知ってて苦しんでどうのこうの。

苦しんだ父親と母親を持った二人、マティアスと婆さんの娘は慰めあってるうちにできてしまうんだけど、今度は「兄妹疑惑」が浮上。

検査の結果、兄妹ではなかったんだけど、まぁ婆さんも「どっちの子だかわからない」とか言うシマツ。

まぁ結果的に「家は売らない」「3人で住むことにする」ということになるんだけどね。

ところでその「ヴィアジェ」という制度、200年も前からある制度らしいんだけど、持ち主が長生きしてしまって、買主が先に死んでしまうケースもあったとかで色々問題らしい。

けどまぁ、それもその国の文化だからね、いいとか悪いの問題ではなく、当人たちの合意だもんね。

いろいろと突っ込みどころはあったにせよ、まぁまぁ面白かったよ。


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