2020-069
ロング,ロングバケーション
2018年に見なかったやつ、GEOの宅配で。
ヘレン・ミレンは元大学教授で認知症の夫をヘミングウェイの棲家に連れていこうと二人でキャンピングカーに乗って出発。
慌てたのは息子と娘、「いったいどこに行こうとしてるんだ!」という執拗な電話にもかかわらず、二人でドライブを続け憧れの地へ・・・
道中、いろんなトラブルがあるんだけど、いちいちが些末でほほえましい、どころかどこかコメディ。
夫が自分と愛人を勘違いして「もうこんな関係は続けられない」とか急に別れを切り出したり、奥さんの昔の恋人に会いたがって無理を言って訪ねた先に居たのはやはり老人で、ブリーフを好む夫が奥さんに「トランクスにしろ」と言われ続けるのを嫉妬したのか、その昔の彼に「お前はブリーフ派かトランクス派か!」と詰め寄ったところ「わしはオムツ派だ」って返したりとか。
最終的にヘミングウェイの家にたどり着くんだけど、はぐれた上に倒れて奥さんは救急車で運ばれるんだけど、奥さんとはぐれたことも気づかないダンナは奥さんが落としたバッグから出てきた口紅の匂いを嗅いで奥さんがいないことを知って慌てて探し始めるんだけど、彼女はもう病院。
医者から「末期がんで生きているのが不思議な状態」と聞かされて・・・
とそんな話。
最後は二人とも死んでしまうんだけど、悲しいとかではなくってなんかとても素敵な余韻の残る映画。
とてもよかったよ。
トレーラー
0 件のコメント:
コメントを投稿