2018年7月4日水曜日

スポットライト 世紀のスクープ

スポットライト 世紀のスクープ

2018-160
スポットライト 世紀のスクープ

2016年に見なかったやつ。

また宗教の話だよ・・・

思い出したくもない話を思い出しちゃったし、あんまり書くと色々問題あるので映画の話だけにしておく。

ボストン・・・・だっけな?

教会で組織的に幼児虐待・・・性的な方面だけど、それが繰り返し行われて隠蔽されてきた事実を地元の新聞が公表し事件にしたという話し。

新しく赴任してきた局長のナントカさんは、数年前にちょっと記事になったこの件に関して「なぜもっと取材しないのか?」と疑問を編集部にぶつける。

その編集部の特集記事のタイトルが「スポットライト」。

記者たちは事件の被害者や担当した弁護士を取材したら、驚くべき事実が出てきた。

当初「数人」と思われていた虐待牧師の数は調べてみたら87人。

そのすべてが事件を起こすと停職とか免職とかでなく、「別の教会へ人事異動」という措置で「無かったこと」にされ、虐待が繰り返し行われてきたことが明らかになった。

新聞は取材した事実を公表しようとしたが、折悪しくも「同時多発テロ」が勃発。

記事は封印されるかと思われたが、テロから数か月後、記事として掲載されて事実は明るみに・・・

でたんだけど、結局元締めの枢機卿だかなんだかは、これまた別の教会に転籍というお家芸(?)でやはり「無かったこと」に・・・・

なったかどうかはさておき、これだけの被害者を産んだ事件が世界的に知られてないというのも教会という組織の持つ力なのか。

教育、宗教、警察・・・不祥事が起こると隠ぺいに走るのはこういった「信頼」を売りにする団体。

「信頼を損なう」といって隠ぺいに走る時点で、もう信頼に値しないのを自覚しないのか?

あぁ、映画の話からそれちゃいそうなので、この辺にしておこう。

映画は面白かったよ、役者も良かったし。


トレーラー

0 件のコメント:

コメントを投稿