2018-110
ディーパンの闘い
2016年に見なかったやつ、amazonで。
久しぶりに普通の速度で見ると映画がすごく長く感じる(=_=)
スリランカの内戦で家族を失ったナントカさんは何もかもが嫌になって、偽装の家族を伴って「ディーパン」と名前を変えてフランスへ亡命。
さて、表面的には家族に見せつつも全くの他人のディーパンと偽嫁と偽娘。
フランス語も話せないのだが、子供なりの順応性か娘がわりと早くにフランス語を少しはわかるようになる。
ディーパンは団地の管理人の職にありつき、偽嫁はその団地に住むボケ老人(息子がマフィア)の世話、娘は小学校へとまぁ順調に暮らしていた。
ある日、そのぼけ老人の息子の敵対する連中から団地が銃撃されて、偽嫁がキレて「あたしゃもうイギリスのいとこのところに逃げるわ」と逃げ出すのだが、ディーパンが「あの子はどうするんだ?」とか説得して、何とか残ることに。
しかしディーパンは元戦士だったので、「新しい家族を守ろう」と果敢にマフィアに対して挑む。
まぁ最終的に「新しい絆」のようなものが出来上がったのか、うまくいくようになじんだのか、結果的に3人でイギリスのいとこのところに移ったようで、3人とそのいとこらしい家族、そして偽嫁の腕に赤ん坊が・・・
ディーパンとの子供なんだろうね、「結果オーライになりました」という話し。
カンヌで賞を取ったかどうかはさておき、このディーパンの役をやった役者がなんともたまらないな。
特に男前でもないし、というかどちらかというとパッとしないタイプだし、強そうでもないのだが、何の縁もゆかりもない女子供をただ守ろうとするひたむきさというか、意志の強靭さというか・・・
まぁどっかで融通のきかないところも露見するんだけど、最後は死に物狂いで、「死に物狂い」というよりも「まさに命がけ」でその縁もゆかりもない女子供を守ろうとするんだよね、まぁ見てて「あぁ死ぬんだな」と思ったけどね。
結果的に死なないで新しい家族もできて
「幸せに暮らしましたとさ」
なんだけど、確かに印象深い映画ではあるよな。
だからと言って「満点」ではないけどね、オレ的には。
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