2018年5月17日木曜日

千年医師物語~ペルシアの彼方へ~

千年医師物語~ペルシアの彼方へ~

2018-123
千年医師物語~ペルシアの彼方へ~

2016年に見なかったやつ。

史実に基づいたフィクションなのかな?
原作の小説があって、それの映画化?

なんだかよくわからんけど、その手の映画。

どうやら設定は11世紀らしい。

イギリスの炭鉱で働いているっぽい少年とその兄弟、&母親。

母親があるとき横っ腹が痛い病(たぶん盲腸)になるんだけど、時代が時代で神父がお祈りするしか手がない。もちろん治らずに結果的に幼い子供たちを残して亡くなってしまう。

幼い弟たちはそれぞれもらわれていくものの、お兄ちゃんだけが貰い手がなく、神父さんに「どうしたらいいですか?」と聞いても「神にゆだねなさい」とかわけのわからないことを言うシマツ。

よくこんなんで「教会の権威が」とか言ってたよなぁ、今の時代だったら頭おかしいとしか思えないよな。

さて、路頭に迷いそうになった少年は街に流れてきていた旅回りの理髪師に強引に弟子入りして各地を回ることになる。

当時、病気の治療は旅回りの理髪師とかしかできなかったんだってさ。
なので、母親を助けられなかった悔いから医術を学ぼうとするんだな。

さて、青年に成長した少年・・・・(今調べた)少年の名前は「ロブ」だった。

ロブはある程度修業を積んだのか、そこそこの治療まではできるようになったんだが、ある時理髪師の目が不自由になり、旅先でユダヤ人医師が手術して治すのを目の当たりにして「どうしたらそれが学べるのだ!」と詰め寄ったら、「イスファハンのイブン・シーナに弟子入りしなさい」的な話を聞いて、理髪師の元を離れる決意をする。

「イスファハン」と言っても、今のトルコとかそこらへん?

時代が時代だから、イギリスからだとドーバー海峡わたって、砂漠を通り抜けて・・・と、過酷な旅を強いられるのだが、砂嵐に巻き込まれたり仲間とはぐれたりして何とかたどり着く。

で、都合よくイブン・シーナの弟子になる。

そこまでは良かったんだけど、どうしても欲望が抑えられず、ロブはあるとき病死した死体を解剖してしまう。

当時解剖は禁じられてたみたいだな、「黒魔術」とか言って、意味わかんないね。

で、師匠とともに打ち首の刑・・・・・

になるかならないかのところで、暴動が勃発。

二人は逃げて命は助かるんだけど、戦は激化する一方でイブン・シーナと弟子たちは書物を手に街から逃げ出す・・・

数年後、どっかの町で相変わらず屋台をひいて大道芸みたいな見世物をやってる理髪師。

「誰も来ないじゃないか、ここには病人はいないのか!」

って聞いたら、近くにいた少年が

「病人なら病院に行くよ、上手な医者がいるんだ、(ロブの苗字)って名前なんだ」

みたいなことを言う・・・

まぁ「一人前の医者になった」ってことなんだろうな。

そんなこんなでお話し終わりなんだけど、原作はすごく長い話らしい。

2時間半あるんだけど、そんなに長くは感じなかったな。

悪くないよ、時間あるなら見て損はない。



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