2018年5月18日金曜日

これが私の人生設計

これが私の人生設計

2018-124
これが私の人生設計

2016年に見なかったやつ。

原題は「SCUSATE SE ESISTO!」、ストレートに訳すと「存在していたら悲しい!」だそうだ。

イタリア語のようだから、翻訳サイトで訳しただけなんだけど、「生きていてすみません」というタイトルで、イタリア映画祭で上映されたらしい。

さて、映画の話しね。

主役のセレーナは若くして能力に目覚め世界中で学位を取得しあちこちの現場で手腕を振るう建築家になったんだけど、ある時思い直して故郷のイタリアへ戻る。

実際にどうなのかはよくわからんが、イタリアはまだまだ男性社会で女性の建築家がまともに仕事にありつくことができず、生活のためにレストランのウェイトレスとして働くことにするんだが、そこのオーナーに一目ぼれ。

ところがこの彼がなんとゲイ・・・まぁコメディだからありがちと言えばありがちなんだけど、この設定が結構響く。

で、ある時公営住宅のリフォーム案を募集するコンペに応募して見事採用・・・されるんだけど、面接に行ったときに、相手がかんちがいしたことでセレーナは「建築家の秘書だ」ってことにしてしまうんだね、女性だと仕事が取れないと判断したんだろう。

で、見事パスするんだけど、仕方がないのでゲイオーナーに代役を頼むんだけど・・・

まぁすったもんだの末に、彼女が設計したということを明かしていろいろオールOKということで話は終わるんだけど、ところどころにちりばめられている設定とか登場人物とかがとてもいい。

細かくは説明しないので、見てみるといい、損はしない。

今年見た映画の中でも上位に入る映画でした、倍速で一度見てノーマルでもう一度見ちゃったくらい。

トレーラー


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