2018年7月15日日曜日

好きにならずにいられない

好きにならずにいられない
2018-172
好きにならずにいられない
http://www.magichour.co.jp/fusi/

2016年に見なかったやつ。

とくに有名な俳優が出てるでもなく、シャンテとか文化村でやってたのでもないこの映画をなぜ選んでリストに入れておいたのか・・・。

写真のカレの名前はフーシ、43歳で独身で童貞。

近所に住む女の子に、「一緒に遊ぼう」とか言われて一緒に遊んでたら「ヘンタイ扱い」されてしまったり、仕事場ではいじめにあってたりとなんか散々でかわいそう。

母親と母親の彼氏と暮しながら、空港の荷物係で働いている。

趣味はジオラマでの第二次大戦ごっこ。

ある時誕生日に母親からダンスのレッスンをプレゼントされて、いやいやながらも行くことに。

引っ込み思案の性格が災いして、入口まで行くんだけどしり込みして引き返してしまう。

それでも駐車場でもじもじしていると、だんだんと吹雪に。

ダンス教室から出てきた女性から助けを求められて家まで送ることになるんだけど、これが災いの始まり。

「次回は必ず来てね」と彼女に言われて、彼女の誘い通りにダンス教室へ。

帰りに食事をして「お茶でも飲んでいく?」と言われて完全に勘違い・・・

ではないんだよな、彼の場合。たぶん完全に「善意」として受け止めてる。

彼女が「旅行に行きたい」と話した一言で、旅行を予約してしまったりするんだけど、「そんなつもりじゃなかったのごめんなさい」って・・・まぁそうなるわな。

ある時、彼女の職場を訪ねていったら「もう辞めた」と言われて、彼女の家を訪ねたらなんか引きこもりになってる。

一生懸命彼女を励まそうと努力するんだけど・・・

とかなんとか彼女のために頑張ってたら、彼女がフーシについに・・・

さて、あるデートの時に「一緒に暮らそう」って言われて、いそいそと引っ越しの準備。

ところが引っ越しの荷物を運んでいったら「やっぱごめんなさい」って・・・・

そりゃあないよな。

絶望のフーシ。

彼女のために予約したものなのか、また別のものなのかはわからないけど、いつも働いている空港から飛行機に乗り、いざ離陸・・・

と、ここで終わり。

まぁなにか含みがあるんだろうけど、特に気持ちの悪い終わり方ではない。

フーシがいい人過ぎてなんか可哀そうでもあり、痛々しくもあるんだけど、本人それをそれほど気にしている節もないので、それほど暗い映画でもない。

「どこが?」と言われると、特に特筆するポイントがないように思うんだけど、いい映画だったよ。

トレーラー
https://www.youtube.com/watch?v=lyxU6oujLNk

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