2018年7月3日火曜日

サウルの息子

サウルの息子

2018-158
サウルの息子

2016年に見なかったやつ。

カンヌでグランプリということで見てみたんだが・・・・。

個人的に「宗教」というものに関して否定的である。

宗教そのもの自体は人を救うためのものであるにもかかわらず、それに固執する人間によって悲劇が起こるからだ。

そもそも・・・・

と宗教を語るつもりはないので、これくらいにするけど、結局この映画を見て思ったのがそういうことだった。

サウルは「ゾンダーコマンダー」(だっけな?)

ゾンダーコマンダーっちゅーのは、収容所でユダヤ人の処理を行うのを手伝うユダヤ人。

ある日、処刑された子供を見つけて「自分の子供だから埋葬を」といって、結果的に周りを混乱させる。

要は、宗教的観点から焼却されるといけないんだよね、埋葬されないと死んだ後にこの世に戻ってこれない。

だからラビを見つけて埋葬してお祈りを・・・とこだわるあまりに周りがイチイチ振り回される。(※ちなみにサウルには息子はいないそうだ、劇中で何度か「お前に息子なんていない」って周りの仲間が言うのできっとそう)

宗教に関して否定的な俺は見ててイライラする。

宗教が幸せにするのは信じる人だけだ。

「だから幸せになれるからさ、ね?」ということで他人を巻き込もうとするから悲劇が起きる。

映画に関していえば、いろんな見方があるとは思うけれども、個人的な宗教観がそんなアンバイなので「見ててイラついた」というのが正直な感想だ。


トレーラー
https://www.youtube.com/watch?v=to6Wxa1VcEI

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