2019-238
プンサンケ
レンタルの谷間のamazon。
何でこれを選んだのかわからない、秋村さんの影響だろうか?
とにかくひどい!救いがない!
写真の男は「運び屋」。北から南へ、南から北へ。モノでも人間でも国境を越えて運ぶ。
ある時脱北し南へ亡命した情報屋からの依頼で、北から自分の女を取り寄せてくれと。
運んだ男は報酬ももらえず逃げられたので、追いかけて報酬を請求したら騙されて閉じ込められて拷問にかけられる。
それでも耐え抜いて逃げた男は、今度はオンナをダシに追いつめられて・・・
なんだかんだで情報屋も女も殺された運び屋・・・・何度も「運び屋」と書くが、正直この男、名前がない。
どころか映画の中で一言もしゃべらない。
で、この男、
復讐に南の情報員を捕らえて、廃墟らしき場所に閉じ込める。
今度は北の工作員を捕まえてきて同じ部屋に・・・当然揉める。
そうすると今度はまた新しい南の男が・・・形勢が逆転するんだけど、今度また北の男が・・・
繰り返すうちに、関係した人間は全部集められて殺しあいに。
全員死んでめでたしめでたし・・・・
とはいかない!
さて、復讐を果たした例の運び屋は、今日も北へ南へ非武装地帯を走り抜ける・・・・
走り抜ける・・・・
走り・・・・撃たれる。
柵を飛び越えようと・・・・撃たれる。
鉄条網を飛び越えようと・・・・撃たれる・・・・メッタ撃ちにされる・・・
血が飛び散る・・・・・
オシマイ・・・・
全く救いがない。
どころか前半・・・・割と見始めてすぐに「もう見るのやめよう」と思ったけど、見続けた。
途中の拷問のシーンがあまりにもあんまりなので、見るのをやめ・・・・やめないで見続けた。
で、結果的に、救いのない映画だったんだけど、おかしなことに腑に落ちなくない。
変な映画である。
今言い方も語弊があるが、誤解を恐れずに言うならば
「非常によくできた面白い映画だ」( ̄▽ ̄)
トレーラー
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