2020年5月25日月曜日

負け犬の美学

負け犬の美学
2020-165
負け犬の美学

2018年に見なかったやつ、GEOの宅配で。

スティーブはボクサー、49戦で13勝しかできていない。
しかももう45歳とか。

奥さんには心配かけ、子供たちにかかるお金もバカにならない。

そんな時にジムに欧州チャンピオンとの試合を控えた挑戦者のスパーリングパートナーを探しに来た男に自分を売り込んで、パートナーになることができたんだけど、いかんせん弱くて相手にならず仕事を失いかける。

試合前、公開スパーリングが行われ予てから「試合を見たい」と言い続けてきた娘にスパーリングを見せることにしたんだけど、さんざんやられて周りからのヤジもひどく娘はショックを受けてしまう。

挑戦者はスティーブにタイトル町の前座の試合を組んでくれて、彼の50試合目の節目になるその試合で引退を決意するんだけど・・・

試合から戻って「勝った?」と聞く娘に何も答えないスティーブ・・・で終わり。

映画の終わりで、やっぱり全く勝てないのにボクシングをしている人の映像と戦績が出てくるんだけど、「5勝68敗」とか。
最後の人は結構勝ってるんだけど、230敗くらいしている。

大したドラマがあるわけでもないし、ハッピーエンドでもないんだけどなんかじんわり感じるものがある。

なかなかいいよ。



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