2019-195
今夜、ロマンス劇場で
2018年に見なかったやつ。
映画の中から出てきたヒロインと、映画監督志望の若手助監督がどうしたこうしたという話し。
もう冒頭から「設定ありき」感満載で、途中で見るのやめようと思ったくらいだったんだけど、途中から話の展開と言うか方向性が素敵になり始めて・・・
かいつまんで話すと・・・・
入院患者の加藤剛は担当の看護婦に書きかけの脚本を読んで聞かせる。
その脚本の内容が、自身が若い時に経験した・・っぽいフィクション。
上に書いた通り、映画の中からでてきた綾瀬はるかが坂口ナニガシのところに出てきてすったもんだの大騒動。
出てきた途端から上から目線の女王様気取り(というか映画の中では王女様)で、イチイチ無礼者扱い。
そうこうしているうちに、助監督坂口くんその気になっちゃって・・・・
ところが綾瀬はるかは映画の中からこっちに出てくる時の取り決めとして「人のぬくもりに触れてはならない」との制約があるとか。
しのごのあって・・・
「触れられなくても構わないからそばにいてほしい」と懇願する坂口くん。
「もう消えていいから、一度だけ抱きしめて」とお願いするはるか・・・
とここで脚本は書くのが中断されている。
「続きを書いて」とねだる看護婦。
とここで入れ違いに入ってくる加藤剛の孫娘・・・これが綾瀬はるか。
で、続きを書き始める加藤剛(こっから再現シーン的演出)
結局、坂口君ははるかを抱きしめなかった。
かわりに、手を触れることもなく一生添い遂げるんだけど、はるかだけは年を取らないために、「孫娘だと思われている」ということらしい。
で、この再現シーン以降がやり過ぎてて、かえって冷めてしまった。
ダメかと思わせておいて、なんかよくなってきたのに、またダメな方に行っちゃった・・・
というのが非常に残念。
1時間半くらいのところで終わっちゃえばよかったのになぁ~。
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