2018年2月25日日曜日

ルーム

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2018-55
ルーム

2016年の映画だな。

昨日のアレ(ワイルドスピード)、で今日のコレとはこれまたなんともしびれる展開だな。

17歳で拉致監禁され出産して7年目のママ、5歳の男の子ジャックと監禁生活の部屋から話が始まる。

ジャックは「この部屋が世界のすべて」だと思っているし、たぶん母親がそう教えたんだろうな。

映画の冒頭でジャックが5歳の誕生日を迎えるんだけど、5歳になったジャックを何とかうまく使って脱出を試みるママ。

高熱出したふりしても、病院にも連れて行ってもらえないので、死んだふりしてカーペットで巻いて脱出・・・。

「脱出してハッピーエンド」かと思ったら、まだ半分くらいあったので「あぁ見つかって連れ戻されるんだな」と思ったらそうじゃなかった。

脱出して、犯人が捕まって、ママとジャックが外の「普通の生活」に戻ってからが厄介だった、意外なことに「厄介な状態」になってしまったのはママの方。

ママは自殺未遂起こしてジャックと引き離されるんだけど、結構ジャックの方がしっかりしていて、「パワーの素だから」と言って切らせなかった長い髪を切ってママに届けさせるんだ。

なんだかんだで「子供が母親を救う」ということになるんだけど、最後に「もう一度部屋に帰りたい」ってジャックが言うんで、監禁されていたその物件に戻るんだね。

映画的には「ここで何かが吹っ切れる」ということで、実際「そんな感じ」で映画はエンディングになるんだけど・・・

まぁ何ともヘヴィーな映画だ。

「拉致監禁事件」なんてーのは、あんまり軽く語るべきではないと思うけど「そこそこよく見かける事件」でもあるよな。

でも当事者のつらさというのは想像もできないよね、しかも妊娠出産だもんなぁ。

「母性」というのは我々男性には「感情」としては理解はできないけれども、まぁ自分の母親や娘の母親(まぁ女房のことね)見てればわかるけど、男親のそれとは全然違うんだよな。

なんて、重たい気持ちになった連休最終日でした(--;)

トレーラー
https://www.youtube.com/watch?time_continue=27&v=4C_KoKGgwEs

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