2016年12月28日水曜日

#116 アゲイン 28年目の甲子園


#116
アゲイン 28年目の甲子園
http://www.again-movie.jp/

2015年に見なかった映画、amazonプライムで発見。

冒頭から東映のロゴで、少々期待が薄れる。

映画の仕事してた時に、某大手の映画会社の方が「東映なんて早く映画やめた方がいいのに」って話してたのを聞いたことがあってね、曰く「東映はアニメの稼ぎの分、映画で損してる、映画やめればいい会社(利益を出すという点で)になるのに」といったものだった。

確かに「東映クオリティ」というのはある。

冒頭で東映のロゴが出ると大概がっかりするが、見終わってもがっかりしてることも少なくない。

それに加えて「原作:重松清」だ!

実は重松何某の本は読んだことはない。

大昔にテレビのドキュメンタリーかなんかで出てるのを見たときに、なんか「虫が好かないな」と思っただけ、だから「100%先入観」だ。

ということで、冒頭からダブルの失望感で見始めた。

話しの流れは、トレーラーで大体掴めるし、そのまま。

仲間の不祥事で甲子園を諦めた大人たちが、「マスターズ甲子園」というイベントで地方大会を勝ち上がって甲子園に出場する、同時に不祥事の真相が明らかになって・・・

中井貴一も不祥事を起こした仲間も娘との間にひと悶着あってどーしたこーした・・・

映画としてはどーってことはないが、やはり娘を持つ父親としては、グッとくるものがある。

しかし、正直その程度。

「よくありそうな話」だし、何といっても撮影の手ぶれがひどくてイライラする。

舞台は川越(=埼玉)なはずなのに、たまにビーチのシーンが出てくる。

合宿かなんかに行ってて、原作にはあるのかもしれないが、あまりにも唐突で不自然だ。

おまけに、登場人物の主要3人のうち3人ともが「一人娘もち」、あまりに狙いすぎだ。

中井さん、柳葉さんには申し訳ないが、「やっぱ東映クオリティ」の残念な映画でした。

トレーラー
https://www.youtube.com/watch?v=aoGo0vZ-u2E

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