グッド・ライ~いちばん優しい嘘~
2018-93
グッド・ライ~いちばん優しい嘘~
2015年に見なかったやつ。
どっかにも書いたけど、リース・ウィザスプーンが結構好きだ。
で、見た(//▽//)
スーダンのどっかの村で暮らす、土着民の兄弟ABCDE(名前がわからない)は、ある時内戦が始まって、兵隊に村を襲われて、両親やられちゃって「安全な場所」を目指して、焼け野原となった村を出る。
「エチオピアにいけば安全」と言われてたので、エチオピアを目指して歩いてたら、そっちから流れてくるえらく長い行列に出会う。
話を聞いたら「エチオピアは危険だからケニアに向かっている」
ということで、彼らと合流してケニアへ向かうんだけど、途中でどっかの兵隊に見つかって、兄弟の長男だけさらわれるんだ。
そんなこんながありつつ、なんとか難民キャンプへたどり着く。
どういうシステムかわからないけど、ある時アメリカへの移民が叶って、兄妹4人でアメリカへ向かうんだけど、妹だけ離れ離れにされる。
この時にアメリカで受け入れて職を探したりする役がリースなのね。
男3人はスーパーや工場で働きながら、どうにか妹と一緒に暮らそうとするんだけど、文化の違いやらでいろいろトラブルがあったり云々・・・
並行してリースが妹と一緒に暮らせるよう根回しして、ここはなんとかクリア。
ある時、ケニアの難民キャンプから「お前を探している人が来た」って手紙を受け取り、リースを説得してケニアへ戻る弟。
「10万人が暮らしている」という難民キャンプから見事お兄ちゃんを探し出して感動の再会。
「一緒にアメリカに行こう」と弟が奔走するものの、役所は冷たいもので「テロ以降移民を待っている人間が数千人もいる」ということで泣く泣く戻るんだけど、お兄ちゃんには「うまくいった」って嘘をつくんだよね。
さて、いよいよ出発の日、出国審査に並んでいるお兄ちゃんに「これからは俺の名前を語ってくれ」って自分(弟)の名前になっているお兄ちゃんのパスポートを渡すのね。
要は「替え玉」になって向こうで暮らしてくれ、俺はこっちに残るから、って話。
途中ちょっと感動しかけたけどね、なんか少し消化不良なんだよね。
いや「いい話」なんだよ。
その「どっかの兵隊にお兄ちゃんが捕まった」ってのは、本当は弟が見つかったのに自分が身代わりになって、他の兄弟は隠して庇ったんだよねね。
空港で立場を入れ替える時に「あの時助けてもらったから」って弟はお兄ちゃんに言ってね、クライマックス的になるんだけど割とすぐアメリカ着いちゃって、他の兄弟との再会を喜んじゃって、ケニアに残った弟の気持ち的なものがちょっとないがしろっぽい気がするんだよね。
うーん、リースの映画じゃなかったらもうちょっとネガティブな感想になるかもしれないけど「リース加点」でギリギリセーフかなぁ。
「悪くないよ」と言いたいところだけどなぁ。
なんかもっと深いテーマ的なものがあるっぽいけど、私にはあまり感じませんでした。
そこらへんはリースが語ってくれてます
トレーラー
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